給湯暖房熱源機の交換

給湯暖房熱源機の能力

1温度・2温度の違い

1温度の場合、約80℃の高温水を高温暖房機器に送ることが出来ます。主に浴室乾燥暖房機などで使われます。

2温度の場合、高温暖房機器の他に、床暖房用の約50℃の低温水を送ることが出来ます。

床暖房をご使用の際は2温度！

1温度の高温水を床暖房に使用した場合、床暖房の排管や設備が傷みやすくなるため、特殊な場合を除いては「2温度」を選びます。

1系統・3系統・6系統とは

系統数は、床暖房の数を表します。

広さによって必要な系統数が異なりますので、基本的には現在ご使用中の系統数に合わせて選びます。

今後、リフォームなどで床暖房を増やすことを想定するならば、6系統を設置しても問題はありません。

ただし使用しない接続口には専用の栓を取り付けなければなりません。

熱動弁内蔵型・外付け型

熱動弁は、3系統・6系統などで、それぞれの床暖房へ低温のお湯を送る際に制御する働きをします。

内蔵型の場合は、あらかじめ熱動弁が内蔵されている為、部品を新たに設置する必要がなく、また見た目もスッキリします。

外付けの場合は、既存の熱動弁を再使用することで、本体価格を抑えることができます。しかし熱動弁も約10年の寿命があるため、今後故障する懸念があることと、別途熱動弁の部品を購入・交換する費用がかかることを考えなければなりません。

メンテナンスを考えると、内蔵型を選んでおくと安心です。

※配管の長さによっては熱動弁外付けタイプ以外設置できない場合もあります。